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DIニュース
平成16年6月 |
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1.院内採用医薬品に関するお知らせ |
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・エビスタ錠(日本イーライリリー)が新規に採用となりました。 |
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選択的エストロゲン受容体モジュレーターという新しいカテゴリーの骨粗鬆症治療薬です。 |
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【効能・効果】 閉経後骨粗鬆症 |
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【用法・用量】 1日1回60mgを経口投与する。 |
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【重要な基本的注意】 本剤の服用により静脈血栓塞栓症が現れることがあるので、下肢の疼痛や |
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浮腫、突然の呼吸困難、息切れ、胸痛、急性視力障害等がみられた場合は |
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投与を中止すること。 また、静脈血栓塞栓症のリスクが上昇するため、 |
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長期不動状態(術後回復期、長期安静期等)に入る3日前には本剤の服用を |
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中止し、完全に歩行可能になるまでは投与を再開しないこと。 |
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【相互作用】 ワーファリンとの併用により、プロトロンビン時間の減少が報告されており併用注意です。 |
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腸内細菌叢が減少すると本剤の腸肝循環が低下すると考えられており、抗生剤との |
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併用で、本剤の血中濃度が低下する可能性があります。 |
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【副作用】 主な副作用は、ほてり、乳房緊満、嘔気、多汗、掻痒症、下肢痙攣です。 |
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重大な副作用としては、静脈血栓塞栓症があり、頻度は1.0%です。 |
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現在、市販直後調査を実施中です。 エビスタ服用中の有害事象は速やかにご報告下さい。 |
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・ポピラール液について(丸石製薬) |
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ポピラール液の容器本体口部及びキャップサイズが、製品の品質向上を図るために変更になります。 |
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変更品の出荷予定は7月中旬頃となっています。 |
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・モーラステープについて(祐徳薬品工業) |
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モーラステープのライナー印刷が変更になりますが、製品自体の品質は変わりありません。 |
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7月下旬よりの変更予定となっています。 |
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・オルセノン軟膏について |
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ワイスが製造し武田薬品工業が販売しているオルセノン軟膏の発売が7月1日より科薬に変わります。 |
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それに伴い、包装表示、デザインが変更になります。 |
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・アンダーム軟膏について |
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製造元がワイスから帝國製薬に変更になりました。 これに伴い、表示・包装仕様が変更になります。 |
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・インフルエンザHAワクチンについて(化血研-藤沢薬品) |
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平成16年度のインフルエンザHAワクチンの製造株が下記の通り決定されました。 |
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A型株 A/ニューカレドニア/20/99(H1N1) A/ワイオミング/3/2003(H3N2) |
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B型株 B/上海/361/2002 |
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HA抗原含有量:ワクチン1mL中の各株のHA含量(相当値)は1株当たり30μg以上 |
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・アテレック錠について(持田製薬) |
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調剤時の取り違えを防ぐ目的でPTPシート裏面に「高血圧症の薬です」の記載が入ります。 |
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・ノボヘパリン注について(持田製薬) |
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輸入販売元がアベンティスファーマから持田製薬に変わるのに伴い、包装表示が変更になります。 |
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・ロセフィンについて(中外製薬) |
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6月22日に、淋菌感染症が適応追加承認されました。 咽頭炎、尿道炎、子宮頸管炎、直腸炎、 |
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骨盤内炎症性疾患、精巣上体炎が追加適応となっています。 |
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・スベニールディスポについて(中外製薬) |
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ブリスターおよび、紙中仕切りの形状が変更になります。 使用方法は従来と変更ありません。 |
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・アランタについて(キッセイ薬品) |
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アランタの販売が中止になります。 最終出荷予定は2004年9月の予定です。 |
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アランタは1g中にアルジオキサ100mg、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム900mgが配合されていました。 |
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類薬であるアランタSPは販売が継続され、アランタSP1g中アルジオキサ200mgが主成分です。 |
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また、アランタSF錠(販売継続)は1錠中にアルジオキサ100mgが含まれています。 |
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2.新規発売のPRを受けた医薬品 |
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・ボルタレンテープ(ノバルティス) |
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ボルタレンの経皮吸収型テープ。 |
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・オムニスキャンプラスチックシリンジ(第一製薬) |
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非イオン性MRI用造影剤。 |
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・セレベントディスカス(グラクソ・スミスクライン) |
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長時間作用型吸入気管支拡張剤。 |
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・メンタックススプレー(科研製薬) |
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塩酸ブテナフィン製剤(ボレー液と同成分)のスプレータイプ。 近日発売。 |
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・プリンク注シリンジ(科研製薬) |
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アルプロスタジル注(パルクス注と同じ)のシリンジ製剤。 |
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3.DSU(#130)より抜粋 |
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・クラリシッド(アボットジャパン) |
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「禁忌」に追記あり:「エルゴタミン製剤」 |
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「併用禁忌」から削除:「テルフェナジン」 |
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「重大な副作用」に追記あり:「劇症肝炎、肝不全、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒症・・」 |
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「併用注意」の一部改訂あり:「5−HT1B/1D受容体作動薬(エレトリプタン等)・・・」 |
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「コルヒチン:・・・」 |
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「その他の副作用」の一部改訂あり:「聴力低下」「嗅覚異常」追加、「白血球減少、顆粒球減少」削除 |
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・トレドミン(旭化成ファーマ) |
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「その他の副作用」の一部改訂あり:精神神経系に「幻覚」追加。 |
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・リピトール(山之内) |
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「その他の副作用」の一部改訂あり:「皮膚乾燥」、「舌炎」、「耳鳴」追記。 |
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・ジスロマック(ファイザー) |
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「用法・用量に関連する使用上の注意」に一部改訂あり:「・・・ただし、クラミジア・トラコマティスによる |
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尿道炎、子宮頸管炎の場合は本剤1000mg(力価)を1回経口投与することにより、アジスロ |
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マイシン感性のクラミジア・トラコマティスに対して有効な組織内濃度が約10日間持続する |
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ことが予測されているので、治療に必要な投与回数は1回とする。」 |
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「その他の副作用」の一部改訂あり:「尿蛋白」、「口渇」、「膣炎」が追加。 |
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4.添付文書改訂の連絡があった薬剤 |
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・トレドミン錠15(旭化成ファーマ) |
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「効能・効果に関連する使用上の注意」の項が新設され、「18歳未満の患者に投与する際は、リスクと |
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ベネフィットを考慮すること。」の記載がされました。 |
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また、慎重投与の「精神分裂病」は「統合失調症」に改訂されました。 |
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・タミフル(中外-塩野義) |
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「重大な副作用」に「肺炎(頻度不明):・・・、精神神経症状(頻度不明):・・・」が追記されました。 |
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・ストガー(ユーシービージャパン) |
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「その他の副作用」に「意識障害」「浮腫」「倦怠感」が追記されました。 |
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・ジスロマック(ファイザー) |
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「効能・効果」に「クラミジア・トラコマティスによる尿道炎・子宮頸管炎」が追加になりました。 |
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「用法・用量」に「クラミジア・トラコマティスによる尿道炎・子宮頸管炎に対しては、成人には |
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アジスロマイシンとして1000mg(力価)を1回投与する。」と追記されました。 |
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*Topic |
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・関節リウマチの薬物療法 |
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関節リウマチの治療において、従来はまず非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)により炎症を抑えて |
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痛みをとり、効果のない活動性のRAに狭義の抗リウマチ薬や免疫抑制薬せある疾患修飾性抗リウ |
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マチ薬(DMARDs)を、さらにステロイド剤を使うピラミッド型の治療方針が主流でした。 |
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近年は、骨破壊の起こる前に病勢を抑えるために、早期からDMARDsやステロイド剤を積極的に |
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用いるstep-down bridge療法が勧められています。 しかし、早期RAと診断された中には、RA以外の |
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疾患も含まれる恐れがあり、重篤な副作用を有するDMARDsは必要な症例にのみ投与すべきと |
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言われています。 |
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非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) |
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NSAIDsの主たる作用機序は、シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害によるプロスタグランジン(PG) |
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の産生抑制と考えられています。 COXはホスホリパーゼA2により細胞膜のリン脂質より遊離した |
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不飽和脂肪酸であるアラキドン酸を、PGG2を経てPGH2に代謝するアラキドン酸カスケードの |
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律速段階の酵素であり、COX−1とCOX−2という2種の亜型の存在が明らかとなっています。 |
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ヒトRA滑膜細胞にIL-1β刺激をするとCOX-2に加えPGH2からPGE2に代謝する膜結合型 |
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PGE合成酵素(mPGES)が発現することが報告されており、将来的には末梢のmPGESなどを |
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阻害するNSAIDが登場する可能性があると言われています。 |
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一般にCOX-1は多くの細胞に構成的に存在し、胃粘膜保護などの生体防御に働くPG類の産生 |
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に関わるとされていますが、炎症性刺激により炎症関連細胞を中心に誘導されるCOX-2は、 |
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炎症形成に働くPG類を産生します。 このため、NSAIDsのうち、選択的にCOX-2を阻害する |
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薬物は、消化管障害などの副作用が少ないとされています。 |
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ハイペンとモービックはCOX-2選択性が高いことが知られており、従来のNSAIDsに比べて |
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重症消化管障害合併率が低いことが報告されています。 |
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血中半減期は、短いものも長いものもあります。 服薬コンプライアンス向上のため、1日1回投与 |
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で良いような半減期の長い薬物が開発されてきましたが、肝障害や腎障害患者や高齢者では |
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血中濃度が高くなり副作用が増加しやすいこともあり、最近ではむしろ半減期の長いものは |
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使用しにくいとも考えられています。 |
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NSAIDsのDDS(Drug Delivery System:薬物を効率良く適切な場所に配送)としては、 |
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それ自体は不活性であるが体内で代謝されて初めて活性体となる薬物であるプロドラッグが |
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最も発展しました。 ロキソニン、インフリー、レリフェンなどがよく用いられています。 |
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腸溶剤、坐剤および注射剤なども消化管障害の軽減を目的として開発されたものですが、 |
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プロドラッグを含めて血中を介しての消化管障害は完全には阻止できていません。 |
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NSAIDsの有害反応の多くは、その主作用と同じCOX阻害によるものと考えられています。 |
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最も頻度の高い有害反応は胃腸障害で、次に腎障害があり、浮腫および高血圧などが生じます。 |
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腎障害については、COX阻害に関係しない可能性も高いと考えられています。 |
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相互作用としては、血中タンパク質結合で競合するワーファリンなどの作用を増強させます。 |
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また、ニューキノロン系抗菌薬との併用でけいれんを惹起するとの報告もあります。 |
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NSAIDsの主な作用機序は前述したようにCOX阻害ですが、近年、それ以外の作用機序が研究 |
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されつつあります。 例えば、NF-κBは炎症反応に関与するサイトカインなどの種々の遺伝子発現 |
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を調節する転写因子で、その活性化にはIκBキナーゼβというリン酸化酵素の活性が必須ですが、 |
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アスピリンとサリチル酸はこの酵素を阻害することでNF-κB活性化を抑制するとの報告があります。 |
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ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)-γは、当初脂肪細胞の分化を促進する |
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転写因子として発見されましたが、この転写因子の活性化はサイトカインなどの炎症起因分子の |
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発現を抑制することも示されています。 インドメタシン、イブプロフェン、フェノプロフェンおよび |
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フルフェナム酸などのNSAIDsが単球のPPARγのアゴニストであることが示され、それらは |
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PPARγのリガンドとして働くことにより、TNFαなどのサイトカインの産生を抑制すると報告 |
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されています。 |
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また、インドメタシン、ジクロフェナク、オキサプロジンおよびザルトプロフェンがヒトRA滑膜細胞に |
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アポトーシスを誘導し、その誘導活性はPPARγ活性化作用と相関関係を示すことも報告され |
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ました。 |
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COX阻害以外のNSAIDsの作用は極めて多用であることが判明し、新規の作用機序を |
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何らかの工夫により十分に引き出すことでNSAIDsの新たな可能性が広がっていくと考えられて |
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います。 |
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抗リウマチ薬(DMARDs) |
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DMARDsは、骨軟骨破壊の進行を抑制して、RAの長期予後を改善させることを目的として投与 |
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される。 共通する特徴としては、効果発現に時間を要すること、有効性が個体により規定される |
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こと、効果減弱が認められること、副作用の頻度が高いことなどです。 |
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メトトレキサート(リウマトレックス) |
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DMARDsの中でも、特に有効性の確立された薬剤です。 RAに対する有効性は、無作為 |
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対照試験およびメタアナリシスで確認されており、X線所見の骨破壊進行を抑制すると |
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報告されています。 効果発現までの時間は2〜4週と比較的短いですが、患者による至的用量 |
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にかなりの幅があります。 |
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投与は週1回の間欠投与(12時間おき分2又は分3投与)にて行います。 日本では週8mgまで |
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しか認められていませんが、現実的にはそれ以上を要する患者も多く、欧米では週7.5〜15mg |
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が通常量となっています。 |
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副作用は、軽症のものとして胃腸障害、口内炎、脱毛、肝機能障害、より重篤なものとして |
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間質性肺炎、骨髄障害などがあります。 葉酸の併用は副作用の副作用を減弱す |